おはようございます。kawaneneです。
最近、話題になっている”「繊細さん」の本”をご存知でしょうか?
まわりの人から「あなたHSPなのでは?」と言われた時、知識がないために恥ずかしい態度を取ってしまっていたことに気づかされた本です。
ええ、自慢ではありませんが、私、おそらくHSPの気質をもっています。
今回の記事ではこちらの本に書かれている「アーロン博士によるHSP自己テスト」を載せています。
- HSPって聞いたことあるけど詳しく知らない
- 私は「繊細さん(HSP)」なのか気になる
- 繊細さん夫婦の生活を知りたい
って人は、よかったら最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
繊細さん(HSP)とは?
繊細さん(HSP)とは、「生まれつき繊細(敏感)な人」の気質を示すことで、病気ではありません。
「気質」って何?って人のために例えをあげると、「生まれつき左利きの人」「低身長・高身長な人」などです。日本では、右利きの人が多く”右利き・標準身長”の設計で建物がつくられているため、この人たちは日々ストレスを感じて生活しています。
繊細さん(HSP)の気質も同じです。
しかし、例にあげた人たちとは違い「目に見えること」がありません。そのため、繊細さん(HSP)の気質を持っていることに気づかず、日々ストレスを感じながら生活している人がいます。
その数は、5人に1人と言われています。
「目に見えない」ってどういうこと?と思うかもしれません。
繊細さん(HSP)は、他の人と比べて「五感が敏感」です。自分が感じているストレスを他の人と比べて、そして気づくことでわかる気質だからです。
「変な臭い」や「小さくカチカチなっている音」にいち早く気づくことはありませんか?また、まわりの人からは「気づかなかった」と言われたことはありませんか?
まわりと比べて些細なことに気づく、これは性格の問題ではなく「生まれつき繊細(HSP)な気質を持っている」からかもしれません。
本書では
「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 / 武田友紀 著
が書かれています。
私は、はじめの10ページを読むだけでも救われた気持ちになりました。
アーロン博士によるHSP自己テスト
さて、冒頭に書いた通りアーロン博士によるHSP自己テストを書いていきます。
次の質問に感じたまま答えてください。少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。全く当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。
- 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
- 他人の気分に左右される
- 痛みにとても敏感である
- 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
- カフェインに敏感に反応する
- 明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
- 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
- 騒音に悩まされやすい
- 美術や音楽に深く心動かされる
- とても良心的である
- すぐにびっくりする(仰天する)
- 短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
- 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調整したり、席を替えるなど)
- 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
- ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつける
- 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
- あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
- 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
- 生活に変化があると混乱する
- デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
- 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
- 仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
- 子どもの頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正解です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。
私は、22個当てはまりました。むのうやくは18個だったそうです。
つまり、私たちは「繊細さん夫婦」だとわかりました。
繊細さん夫婦の生活
実は、旦那(むのうやく)がこの本を勧めてくれました。買って読むまで1年ほど、かかってしまいましたが・・・(笑)
「繊細さん」を知っている旦那(むのうやく)には、当初からいつも助けられることが多かったです。
今回は、その言動の中から特に印象に残っている2つを紹介したいと思います。
寝室はできるだけ無音・光を遮断
一つ目は、寝室のインテリアです。私たちは、夫婦一緒の部屋で寝ています。それをふまえて、私たちが繊細さん夫婦だと気づく前と後で変えたことがあります。そちらも含めて書いていきます。
繊細さん夫婦と気づく前
寝室のインテリアを考えていた際に、何故かゆずれないことがありました。それは、「寝る時はできるだけ真っ暗にすること」です。では、実際に購入した商品はどうだったのでしょうか。
- 防音・遮光1級(光を99.99%以上カット)のカーテン
- 電球色(暖色系)の蛍光灯
- オン・オフのみの照明
カーテンを探している時に「防音」でしかも「遮光1級」のカーテンがありました。何故か惹かれて、予算より高くなってしまうけれど、ないよりはいいかな?という考えで旦那(むのうやく)に相談しました。あの時に快く賛成してくれた、旦那(むのうやく)に感謝です。これが後々、「聴覚が敏感」な私にとって本当に良かったと思う事例です。
繊細さん夫婦と気づいた後
私たちが繊細さん夫婦だと気づいた後に、寝室小物などについて相談したことがありました。
それは、
- 「アナログ時計」を移動させ、「電子時計」に変更すること(カチカチ音が気になって眠れないため)
- クローゼットを「開けっぱなし」から「閉める」こと(扉の音で起きるのは私だけと気づいたため)
- 寝る時にカーテンを「半分開ける」から「閉める」こと(月明かりが気になって眠れないため)
の3つです。
全て、私が繊細さんと気づいた時に相談したことです。「繊細さん」の本を読んでから自分が感じていることを深く考えるようになりました。今までは、「私がおかしいから、慣れなきゃ!変わらなきゃ!」と思ってましたが、それが「関わらないこと」や「打開案」などを考えるようになりました。また、この「考える」に使う時間が増えました。
「大根割り」の考え方
二つ目は、「大根割り」の考え方です。
「なんだそれ?」と頭に?がいっぱいの人がほとんどだと思います。
それもそうです。この言葉は、旦那(むのうやく)が考えたからです。
「割り切る」ことができずに悩んでいた、私へのおもしろい言葉でした。
むのうやくに人間関係の相談をしている時、「それは割り切ることが大切だね」と言われました。
私は、いろいろな状況や相手を考えて「どうしても割り切れないよ!!」といったところ、旦那(むのうやく)から「だ・・・大根割りの・考えで・・・」と言われたことが発端です(笑)
いろいろと人間関係で悩むことが多いですが、割り切ることを覚えると、だいぶ楽になりますよ!
終わりに
今回は、「繊細さん(HSP)」の本について書きました。
ポップなイラストがとても素敵で、わかりやすい言葉で書かれているため、HSPの本を初めて読む方にとてもおすすめです。かく言う私もその一人です(笑)
繊細さんの事例や対処法、特に繊細さんがもつ「5つの力」がとても参考になりました。ここに書ききれない内容が盛りだくさんです。少しでも興味がわきましたら、ぜひ、お手に取ってくださいね!
自分を知ることは、本当に素晴らしいことです!
以上!では、また!!
コメント